UnityScript2CSharpでUnityScriptからC#へ変換
年末年始の休みを利用して会社にあったUnity5入門(通称ひよこ本)を完走。
Unity2017入門 最新開発環境による簡単3D&2Dゲーム制作 (Entertainment&IDEA)
- 作者: 荒川巧也,浅野祐一
- 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
- 発売日: 2017/11/28
- メディア: 単行本
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Unity5版ではScript部分がUnityScript(JavaScript)になっていましたが、どうやら2017.1系からまだ使えるものの、非推奨となってしまったようで。
UnityScriptからC#への変換を行ってくれる「UnityScript2CSharp」なるものがありましたので、メモしておきます。
「UnityScript2CSharp」はGithub上で公開されていますので、最新版をDL。
私がDLしたものは「UnityScript2CSharp_1.0.6549.34518.zip」です。
現在のUnityプロジェクトに組み込まれているUnityScriptをC#に変換してくれるもので、使い方はexeをコマンドプロンプトで叩くと。
Github上にもオプションが色々とありますが、exeをそのまま叩くとオプション一覧が出てきます。
Cドライブ直下に「UnityScript2CSharp_1.0.6549.34518」を置いてexeを叩いてみました。
ERROR(S):
Required option 'projectPath, p' is missing.
エラーが出てしまいました。
projectPathが足りないようなので、-pオプションでUnityScriptがAssetに入ってるいるプロジェクトを指定します。
今回はひよこ本の「Chapter7Game」プロジェクトをターゲットに。
Scriptは読めたみたいですが、UnityEngine.UIが見つけられないと。
-rオプションでUnityEngine.UI.dllの場所を指定します。
WARNIGは出ていますが
Finished converting 4 scripts in 'C:\Chapter7Game' with 0 error(s).
で変換完了したようです。
WARNINGは「UnityEngine.Application.LoadLevel(String)」が古いコードなので「SceneManager.LoadScene」を使えという事みたいですね。
早速プロジェクトを開いてみましょう。
C#にちゃんと変換されて、scriptの読み込みもC#に変わってますね。
ちゃんと中身もC#に変わってました。
簡単なスクリプトで試したので、どこまで有用かはわからないですが、試してみる価値はあるかと。