ITとライオンズと自転車と

野球は西武ライオンズ。ロードはビアンキ。元々プログラマー現PdM

Roppongi Product Manager Meetup #4

もう先週になりますが、Roppongi Product Manager Meetup #4に参加しました。

pm-roppongi.connpass.com

 

今のプロジェクト状況において、株式会社ニューライトの井出さんの話<全員がプロダクトマネージャになるという理想への実践>が興味深かったので、記しておきます。

 

①MTP→MVP→PMFを意識する

MTPとは 野心的な変革目標

MVPとは 実用最小限の製品

PMFとは 正しい市場に良い製品を

とのこと。

PMFへ到達するために、MTPを定めMVPを実装するという流れを追っていきましょう、というお話。

ものを売るためには大きな目標を立てその目標に向かうためにリーンスタートアップで回していきましょうといったところですかね。

 

②全ての情報を共有し、目線を合わせる

知識量、思考量によって意思決定者が偏って、結果ピラミッド構造が生まれてしまう、というお話。

解消するために、Slackなどで見たサイト等をどんどん共有するということを行っているそう。

つまりインプットを共有する

    → 一定の知識が定着

     → 会話が生まれる

      → みんな同じ知識を共有するために、偏りが軽減される

ということ。

確かに物事を共有していくと、知識の偏りが解消されるだけではなく、判断基準なども固まっていくのでよいかと思う。

結果一体感が生まれ、物事を決めるまでのSTEP数が減っていき、どんどんスピード感が上がってくる。

 

③エンゲージメントを高める仕組みを作る

どんなに優秀だろうとやり続けないと負けてしまうよ、というお話。

エンゲージを高める要素は

・自己効力感(自分で状況を管理できたり、影響を与えたりできるという感覚)

・社会的圧力(仲間との比較)

・即自的なフィードバック(フィードバックサイクルが短い)

情報発信→コミュニケーションのサイクルがエンゲージメントを高める

とのこと。

自分がやったものに対して反応がないと、自分事になっていかないので、プロダクトマネージャにはなっていかないという事ですね。

 

 

所感

確かにこれができれば全員がプロダクトの事を考えられる状況になっていると思う。

ただ難しいのは、どうやってメンバーをこのモチベーションにまで持っていくか、ですかね。

元々モチベが高ければこれを実践するだけでよいサイクルに入ると思うけど、偏りがある、そもそもモチベがない場合にはどうするか。

チーム結成の時から戦いは始まっている…気がする…。