ITとライオンズと自転車と

野球は西武ライオンズ。ロードはビアンキ。元々プログラマー現PdM

カイゼン・ジャーニー読了

カイゼン・ジャーニーを読了。

カイゼン・ジャーニー たった1人からはじめて、「越境」するチームをつくるまで

カイゼン・ジャーニー たった1人からはじめて、「越境」するチームをつくるまで

とても良い本でした。

 

副題に

たった1人からはじめて、「越境」するチームをつくるまで

とあるように前編通してのキーワードは「越境」です。

 

第1部は1人での「越境」

第2部はチームでの「越境」

第3部はチームの外側への「越境」

となっています。

 

中身は物語風になっており、非常に読みやすい。

「越境」がテーマとなっていますが、スクラムの進め方としても参考になります。

タスクボード、振り返りといった進め方から、インセプションデッキ、ドラッカー風エクササイズ星取表といったチームビルディング、そしてクライアントのマネジメントまで。

 

果たして「越境」とは。

それは自分がこうしたい、こうありたい、こうだったらいいのにというのを遠くから吠えるだけではなく、自分の役目はココまでという境界を越えて、変化をもたらすもの。

どこまでやっていいんだっけ?これ以上は無理だよ。という壁を簡単に壊してくれます。

 

僕もいい年なので、越境することはままあるけど、ここまで変えられているかというとやっぱりそれはできていない。

若い時にこれができていたなら、もっと楽しい仕事ができていただろうなとは思いますし、僕の二の舞にならないようにチームの若い人間にも読んでもらおうと思います。

 

ま、今からでも遅くないので江島にまけずやっていこう。

『必要だと気づいた時が、君やチームにとっての最速なんや。遅い速いなんて気にしていないで、さっそく取り組むべきだ。』By西方