カイゼン・ジャーニー読了
カイゼン・ジャーニーを読了。
カイゼン・ジャーニー たった1人からはじめて、「越境」するチームをつくるまで
- 作者: 市谷聡啓,新井剛
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2018/02/07
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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とても良い本でした。
副題に
たった1人からはじめて、「越境」するチームをつくるまで
とあるように前編通してのキーワードは「越境」です。
第1部は1人での「越境」
第2部はチームでの「越境」
第3部はチームの外側への「越境」
となっています。
中身は物語風になっており、非常に読みやすい。
「越境」がテーマとなっていますが、スクラムの進め方としても参考になります。
タスクボード、振り返りといった進め方から、インセプションデッキ、ドラッカー風エクササイズ星取表といったチームビルディング、そしてクライアントのマネジメントまで。
果たして「越境」とは。
それは自分がこうしたい、こうありたい、こうだったらいいのにというのを遠くから吠えるだけではなく、自分の役目はココまでという境界を越えて、変化をもたらすもの。
どこまでやっていいんだっけ?これ以上は無理だよ。という壁を簡単に壊してくれます。
僕もいい年なので、越境することはままあるけど、ここまで変えられているかというとやっぱりそれはできていない。
若い時にこれができていたなら、もっと楽しい仕事ができていただろうなとは思いますし、僕の二の舞にならないようにチームの若い人間にも読んでもらおうと思います。
ま、今からでも遅くないので江島にまけずやっていこう。
『必要だと気づいた時が、君やチームにとっての最速なんや。遅い速いなんて気にしていないで、さっそく取り組むべきだ。』By西方